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春のエネルギーをチャージするフレキシブル呼吸法!

こんにちわ。お花見レジャーや、お子様との楽しい春休みを満喫されている方も多いと思います。ご家族との時間を大いに楽しんだら、ふっと、自分に立ちもどるヨガ時間を設けてあげましょう。気づかなかったご自身の体調不良や、疲れなど、心の声が聞こえてくるかもしれません。

 

さて、気温が暖かくなると同時に、ヨギーにはなんともありがたい春の恵み、体の柔軟性アップも期待出来る時期になりました!!

 

そうは言っても、私の体は硬いんです(号泣;)。

と言う声が聞こえてきそう。私も同じひとり。筋肉そのものが硬い。今まで、たくさんの生徒さんの体を触らせていただいていますが、「筋肉の質」そのものに個人差があります。

 

それでも、体が硬い人は「体が硬いことのエキスパート」です。皆さんにはしょっちゅう言っていますが、「硬い人の方が、ヨガは面白いですよ!」と。「練習すること」その過程こそがヨガですから、柔らかくなっていく段階が発見と驚きに満ちて楽しめるものです。元から柔らかい人は、「柔軟性」より「強さ」が必要になることもあるでしょう。「あの人は元から柔らかくていいなー」ではなくて、人にはそれぞれ、向き合うべき課題が用意されているものです。

春のエネルギーをチャージ!

アシュタンガヨガでは、同じ動作をいつも練習しますが、せっかくあたたかな春を迎えたのですから、春のエネルギーをたっぷりと体に入れて深呼吸してみませんか?

 

いつもの練習にプラスして、お外でフローしてみるのも気持ちいいですよ!最近、体の硬い私が、柔軟性をアップさせるために、面白がってやっているものをちょっとだけお見せします。

▲フレキシブル・スパイン・・・背骨を柔らかく動かしてみる。たまにはそんな練習をしてみる。ロープがしなるように、波のように、猫の背中のように。自分の背骨をひとつひとつ感じて、どこか詰まっていないか観察し、体感することも大事。

▲ソフト・ストマック・・・空っぽのお腹は柔らかく、強いバンダを感じることができます。以前にご紹介したシャラート師のビデオ(▶︎以前のブログはこちらから)の見よう見まねですが、日々の練習に取り入れています。この呼吸法で、お腹が動物のように柔らかく、自由に動くことを感じることができます。胃や腸が硬い時は、このように動きません。

人は、緊張していると、内臓から硬くなります。私は頚椎麻痺を患っているので、いつも交感神経が優位に立っていて、内臓も筋肉も萎縮しています。実際に、頚椎をマッサージしてリラックスさせると、お腹がゴロゴロ鳴り、腸が自然と動き出すのが分かります。また、筋肉の硬い人は、経験上、真面目なタイプが多いのです。いつも緊張して何かに取り組んでいるから、知らぬ間に筋肉を固めています。

アシュタンガヨガの実践をしている時の、「次は苦手なポーズだ!」も、「次は私の得意なポーズだ!」「怖い!」「超楽しい!」も、等しく「ストレス」です。(私たちはなんて刺激的な世界に住んでいるのでしょう!)

リラックスすること、緊張を緩めること、は頭でわかっていても、とても難しい。毎日の練習で、自分の体がどこまでやったら強ばってしまうのか把握しておくといいですね。日々変わる体調の中で、そのバランスを嗅ぎ分ける、それこそがアシュタンガヨガの練習なのかもしれません。

アシュタンガヨガのポーズは、リラックスと同時に、強靭さも必要です。かといって、筋肉がつきすぎると、柔軟性からは遠のきます。実際に筋肉量が少ない方は柔らかいです。では、筋肉を落とせばいいかといえば、ヴィラバドラアーサナなど、下半身をどっしり据えるアーサナなどにブレが生じます。日常生活だって困ることが出てきますよね。

グルジの有名な言葉で「アシュタンガヨガは誰にでもできる。”怠け者”以外はね」というのがあります。

”怠け者”にはなりたくないけど、ちょっとだけ頑張って、常に自分が心地よいと感じるところを目指しましょう。心地よい呼吸、痛気持ちいくらいのストレッチ感、これは人間関係も同じ。一緒にいて気持ちのよい人と行動する、好きな花の匂いを嗅ぐ、お気に入りの場所をキープしておく、、、。

春のエネルギーがたっぷり体に入ってきますよ。

さぁ、深呼吸を!

with love ♡masami