最近、新しいメンバーもどんどん増えており、嬉しい楽しいマイソール高崎です。
さて、そんな中、マイソールスタイルの練習をスタートさせる時の「第一の壁」が「マントラを覚えていない」というものです。
「あの<呪文>が覚えられないですー!」と涙ながらに訴えてこられる方が多いので、一度マントラについて書いてみたいと思います。単語の意味を知っていると、毎回唱えるマントラの役割が断然深まると思うので、一緒に載せておきますね。
実は、私はアシュタンガヨガを始める前から、このマントラを唱えることができました。
・・・その理由は、、、マントラを覚えるための最終手段動画をリンクしておきます(笑)楽しく覚えてみて!
<マントラ=真言>は、サンスクリット語の聖なる響き、バイブレーションを体の中に響き渡らせ浄化します。私個人的には、体を清め、練習を始めるための<スイッチ>と捉えています。唱えることによって、俗世間から離れて一気に<スイッチ>が入っちゃうから不思議です。
【オープニングマントラ】
vande gurunam charanaravinde
sandarshita svatma sukhava bodhe
nih shreyase jangali kayamane
abahu purushakaran
shankhachakrasi dharinam
sahasra shirasam shvetan
pranamami patanjalim
Om
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ヴァンデ グルナム チャラナラヴィンデ
サンダルシッタ スヴァトマ スカーヴァボーデニッシェヤーセー ジャンガリ カーヤマネ
サムサラ ハラハラ モハシャンティエィ
アーバーフ プルシャッカラン
シャンカチャクラーシ ダハーリナム
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私達の真我を隠す覆いを取り除き
至福に満ちた悟りへと導く師
その蓮華の足元に
私は深く頭を垂れます
永劫の輪廻をもたらす
私達の無知という毒を
密林の呪術師のごとく
消し去り癒してくださる師
聖音を奏でる法螺貝と
永遠を意味する円盤と
分別を現す剣を
その手にたずさえて
その上に千の白く輝く頭を持つ
竜王アナンタの化身
パタンジャリよ
あなたに感謝と尊敬の念を捧げます
vande = 褒め称える
gurunam= グル 導師
charana= 足
ravinde= 蓮華
san = 与える 捧げる
darshita = 覆いをとる
sva = 私達の
atma = 真我
sukha= 至福
sukhavabodhe = 至福に満ちた目覚め
nih = まったくの
shreyase = 幸福
jangali= ジャングル
kayamane = シャーマン
sansara = 輪廻転生
halahala = 毒
moha= 幻影
shantyai= 落ち着く
abahu = 上半身
purusha= 人間
akaram = 姿 形状
shhankha = (全ての始まりである聖音を奏でる)ほら貝
chakra = (永遠を意味する)円盤
asi = (分別を現す)剣
dharinam = 携える
sahasra = 千の
shirasam = 頭
shvetam = 白い光
pranamami = 伏し拝む
patanjalim = パタンジャリへ
▶︎Madona "Shanti Ashtanga"
マントラ暗唱の最終手段!?私は初めから「なんだか知ってるフレーズだなぁ」と思っていたら、よく聞いていたマドンナの曲でした(笑)運転中はノリノリでこれを聞いて覚えちゃってください!
【クロージングマントラ】
Om
swasthi-praja-bhyah pari-pala yantam
nya-yena margena mahim mahishah
go-brahmane-bhyah shubamastu nityam
lokah samasthah sukhino bhavanthu
Om Shantih Shantih Shantih
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オーム
スワスティ プラジャービアハ パリ パーラ ヤンタン
ニャイェーナ マールゲーナ マヒン マヒーシャーハ
ゴー ブラフマネー ビャハ シュバマストゥ ニティヤン
ローカーハ サマスターハ スキノー バヴァントゥ
オーム シャーンティ シャーンティ シャーンティヒ
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子どもたち、子孫の繁栄を 導き手は守りたまえ
法と正義の道によって 為政者はこの世を治めたまえ
牛や僧侶ら聖なる者に 永遠に徳あれ
世界のすべてのものに 幸あれ
オーム シャーンティ(平安 調和 静寂)
▶︎アシュタンガヨガの創始者、パタビ・ジョイス氏の唱えるこのマントラを見つけました。かっこつけ過ぎずにカタカナ読みでOKですね!動画の最後、シャバーサナなのに興奮した会場から拍手が起こる場面、グルジのお人柄が偲ばれます。
Om Shanti Shanti Shanti
masami