·

“聖なる沈黙”ヴィッパーサナ瞑想の修行より無事に帰宅しました。出発時には、芽吹き始めたばかりの紫陽花がもう咲き始めている。マイソール高崎から、歩いて渡った烏川にかかった橋を、白衣観音さまを目指してまた歩いて戻る。また、歩いて戻る。また、川を渡る。
私は、この約12日間、見ない、喋らないなどの戒律を厳しく守って過ごしました。“瞑想”を、こんなに真剣に、烈火のような汗と共に苦しみを燃やしながら行うものとは知りませんでした。まさに短期出家のようでした。24時間のうち、睡眠時間も含め、約20時間も目を閉じたまま、誰とも喋らず、一生懸命に坐る修行、これは素晴らしい体験で、語り尽くせないほど多くの発見と智慧を授かりました。ようやく真の【無常】が腑に落ちました。そのうちに、どこかで文章にすると思います。
私と共に、10日ほど留守の間も、マイソール高崎のシャラで、真摯に練習に励んでくださったみなさんに心から感謝します。
また、お願いしてもいないのに、シャラにドネーションされていました。何の見返りもなく自身の持つものを奉仕すること=ダーナ(金品に関わらず、運営のお手伝いやお掃除なども含め)の精神が、すっかりこの高崎シャラに根付いていることを知り、とても幸せな気持ちになりました。
瞑想法を直接指導することはできませんが、そのエッセンス、また体験談は、カンファレンスや7月に開催されるWS(有志の皆さんと共に準備中です。告知をお待ちください。)等で、みなさんに奉仕させていただきます。
また、明日からアシュタンガの実践に戻ります。何度でも、きっと、これからも何度でも。
皆さんにとってこの場所が
心身の灯火となりますように。
皆さんとその周りの人々が幸せでありますように。
Masami