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《ヨガと年齢》歳をとるから焦る?

この頃、生徒さんからさまざまなご相談を受けるようになりました。中には皆さんにも考えていただきたい内容もあるので、このブログでシェアしたいと思います。また、インスタグラム(@mysoretakasaki)のストーリーからも、皆さんのご質問を受け付けています。直接聞きずらいことなどありましたら、ご利用くださいね。

『次のアーサナをもらえない時、

先生は焦りませんか?』

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この質問をされたのは、31歳女性。私がヨガを始めたのは34歳です(笑)

私には、宅練だけではきっと出来ないだろうアーサナがあり、決心して先生についてから、そのアーサナの入り口にたどり着くのに3年かかりました。それまでも10年は仕事をしながら細々と練習していたにも関わらず!

すっかりポーズを進めるということを忘れた頃に、次のアーサナをつけてもらいました。(私の経験上、次のアーサナはほとんどこの「忘れた頃」です。それほど集中して練習しているところを、先生は見ていらっしゃるのだと思います。)

 

それにしても、なんと時間のかかることでしょう!しかし、これがアシュタンヨガの最大の壁と魅力です。自分の弱点と向き合わざるを得ませんが、前回のブログにも書いたように、《怪我をせずに長く続ける最大のコツ》が、この《時間をかける》ことにあります。

そもそも、ヨガを始めた理由を思い出してみませんか?健康のためとか、美容のため、ダイエットのため、ではなかったですか?スポーツで結果を出したいのでヨガがいいと聞いて、または、腰痛や肩こりの緩和、だったりしませんか?

いつのまにか、目的がすりかわってしまうのがアシュタンガヨガの、危険な落とし穴です。これが怪我に直結します。

ヨガ雑誌を見れば、バレエや新体操を子供の頃からやっていた、手足の長いモデルさんが、軽やかにポーズを決めて微笑んでいる。

「どうして自分はあの人のようにできないんだろう?」「あの人より早く始めたのに、もうあんなポーズをやっている・・」途中で不安になったり、自分の身体に絶望感を抱いたりして、練習を辞めてしまうのはとても残念なことです。

比べるべきは、誰かではなく

昨日のあなた。 

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昨日の自分より、今日は快適かどうか?

先週のクラスの時と比べてどうか?

昨年の井上英樹先生のWSに参加された方なら、その時より自分はどう成長しているか?

更科有哉先生の2年前に参加したWSの時より、自分はもっと違う何かを見出してはいませんでしたか?

昨年の自分とトータルして比べてみてください。

全く進んでいない!怪我をして3ヶ月も練習をサボってしまった!と思っていたかもしれませんが、長いスパンで物事を捉えてみると、案外そのケガのおかげで足腰が強化されていたり、ポーズ進んでいたりするはずです。

それから、迷子になった時には、きっと《マイソール高崎のコミュニティ》が救ってくれるはずです。私はもちろん、ヨガ仲間に話してみる。みんな何か思うことを共有してくれるはずです。そうやって、月日を積み重ねて、毎瞬間・今この瞬間、をどうぞ大切に過ごしてくださいね。

毎日毎日、調子の良い日も悪い日も、繰り返してゆくことで日常になってゆく。

歯磨きや入浴と同じように。

 

できる時は楽しんで、できない時はそれなりに。

 

「ヨガをする日常」が、人とは違うスピリチュアルな存在でも、ドラマティックなことでも何でもありません、ただそれだけです。

practice, practice,practice! all is coming ❤︎ masami