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《石の上にも3年!》

ヘッドスタンドおめでとう!

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アシュタンガヨガを続けるモチベーションの一つに、「あのカッケーポーズやってみたい!」「あの人みたいに気持ち良く動けたら最高だろうな!」こんな気持ちがあるかと思います。

うんうん、分かる分かるよ〜。「ヨガはポーズの完成を追い求めるものではない」って、いろんな本にも書いてあるし、先生も言ってるし知ってるけれども、恋しちゃってる感覚。

でもこれ、悪いことでは決してないと思うのです。アシュタンガヨガとともに生きてゆく長い人生の中で、憧れてやまないアーサナにチャレンジし続けることの難しさ。

その中で学んでゆく様々な過程は、本当に宝物なんです。

”アシュタンガ歴3年、マイソール歴3年!”

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彼女が、このアーサナを体得したのは、ちょうどこの投稿を見た直後の日のことでした。

「あぁ、マイソール高崎を見つけてくれてありがとう!」という気持ちとともに、「もう3年も経ったのか!?」という感慨深い思いにかられました。

彼女は、定期的に熱心にレッスンに通ってくれました。どんどん柔軟性もアップしたし、動きも呼吸も軽やかになってゆく。なのに、ヘッドスタンドだけどうしても立てない!そんなモヤモヤした気持ち。

きっとたくさん動画や本を読んで研究もしたでしょうし、WSにも必ず参加してくれましたし、アドバイスも受けたことでしょう。推測ですが、「もう諦めよう!」と思ったこともあるでしょう。転がる恐怖もなんども味わったかもしれません。転がるのに慣れちゃった時期もありました(笑)

続けることでしか見えてこないことがある。

人が何を言おうが、自分の体、骨格、感覚で「分かった、腑に落ちた」ことしか、アーサナはやって来ないんです。皆さんの体は、世界でたったひとつの体ですから、みんな違って当たり前。

性格も違います。勉強して頭で考えて体を動かすタイプと、とにかくすぐやる体感タイプ。どちらがいいとか悪いはなくて、それがその人のやり方なので、オールOK。

あなたにしかできないことに、あなたは挑んでいるのです。

結局、その憧れのアーサナは、出来てもいいし、出来なくてもいい。

その過程を楽しんでいるなら、そんな風に思うはず。

勝ち負けではないし、美しさを競うものでもないのですから。

アーサナに取り組む姿勢は、あなた生き方そのもの。

あなたのペースで、心地よいリズムで続けて見ましょう。

諦めずに、勇気と強い覚悟を持って取り組んでみよう。

それは、あなたという人と対峙すること。

ひとつのアーサナができたら、また次のアーサナが。

これまた、人生そのものです。

出来たら終わりでもないし、出来たからって威張れるものでもありません。

ヨガをしていない人からしてみれば、不思議な格好になっている変わり者ですもの。

そんなライトな感覚も持ち合わせながらね。

アシュタンガヨガは楽しんだもの勝ちですよ!

YOGA IS LIFE! ❤︎ masami